電光看板とスマートプラグとIFTTT(完成編)
6月3日にブログに書いた「電光看板とスマートプラグとIFTTT」。エスペラント博物館から依頼されて、「開館中」の看板とウェブページ上の「開館中」「閉館中」表示を連動させる仕掛けを作ることになった、という話でした。
その後の経過報告(スマートプラグ購入)を6月5日に書きましたが、この週末に、仕掛けがどうやら形になってきました。
スマートプラグとウェブページをIFTTTを介して連動させる仕掛けも、あれこれ試行錯誤して仕上がりました。
当初はIFTTTを使って、専用のGoogleスプレッドシートを更新し、それをウェブページ上に反映させる仕掛けを考えたのですが、何故かGoogleスプレッドシートがうまく更新できません。あれこれ原因を調べても分からず…。
それでは、IFTTTで他に更新可能なウェブ関係の物が何かあるかなと探したら、WordPressへの投稿が可能なようなので、「開館中」「閉館中」表示専用のWordPressウェブサイトを立ち上げてみました。この専用WordPressに、電源オンのときは「開館中」画像を投稿、オフのときは「閉館中」を投稿というわけです。こちらは正常に投稿できました。
ホームページ上には、インラインフレームを使ってこのWordPressページを埋め込んでしまえばいいでしょう。WordPressの設定を、トップページの記事表示数を1にして、タイトルや装飾も極力取り除いて…試しにインラインフレームのテストページを作ってみたら、綺麗に「開館中」や「閉館中」の画像が表示されました。スマートプラグのオンオフを切り替えると、数秒ほど待ってページ画像も切り替わります(自動の画面更新は未だ作っていないので、手動でやる必要がありますが)。
このスマートプラグに繋ぐ「開館中」電光看板選びも、ちょっと悩ましいものでした。
「OPEN」や「営業中」の電光看板なら既製品が安く売られていますし、私の使用目的ならそれで充分なのですが、エスペラント団体ですから英語の「OPEN」はちょっと避けたいですし、非営利の博物館ですから「営業中」も合いません。でも、「Malfermata」や「開館中」を特注したら高くついてしまいます。
表示内容を自由に設定できる電光掲示式看板が良いのですが、ネットで探しても大きくて重くて高価なものばかりです。…あれこれ探しているうちにやっと、数千円台で電光掲示板式のLED表示器が見つかりました。
Amazonで注文して一昨日の夜に届いたので、表示内容を設定。専用のスマホアプリをインストールしてそこからBluetooth経由で設定する仕掛けでした。アプリの操作は少々癖がありましたが、「開館中 Nun estas malfermata」を無事に設定。これで準備は一通り出来ました。
今日はエスペラント博物館の当直担当の日だったので、電光看板を持参してセッティングし、正常に動作することを確認。これからしばらく試験運用したあと、問題が無ければ正式に利用開始という手筈です。
あと心配なのは…ちゃんとウェブページ側が切り替わらず、閉館後もずっと「開館中」になってしまう可能性でしょうか。スマートスイッチで電源を切らずにコンセントから抜いて止めたり、コードに付いているスイッチで切ったりしてしまうと、ウェブページ側は切り替わりません。差し当たり、コードのスイッチはテープを巻いて固定しましたが、果たして運用開始後にどうなるか…。しばらくは自分のスマホからスマートプラグの状態チェックを行うことになりそうです。
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