納戸＠blog

岡山で、三日間の日程で開催されていたアジアオセアニアエスペラント大会は、無事に今日閉会しました。
実は、今日の或る意見交換会で私が司会進行役を務めたので、果たしてうまくいくかどうか、今朝は少々緊張しながら会場に行って準備を進めていました。幸い、なかなか盛況な会になったので、終わったときはほっとしたものです。

昼前に閉会式が行われて大会は閉会。その後もロビーでは沢山の参加者が名残を惜しんでいました。
さて、午後は大会後遠足です。岡山市内コースと倉敷コースの二種類、参加費は無料です。私も今日の午後は特に予定が無かったので参加することにしました。ただ、今日の昼下がりは暑くて、あまり遠くに行く気力が湧かなかったので、岡山市内コースを選びました。

岡山駅前からバスに乗って後楽園へ、そして岡山城も巡るという市内観光コースです。
岡山の後楽園に行くのは初めてでしたが、実際に園内に入ってみると、その美しい風景に驚きました。緑色の園内を皆で散策しながら過ごしました。
園内を歩きつつ、持参の立体カメラを手にして、そこかしこで撮影を試みました。

（LR/RL配置。上2枚で平行法、下2枚で交差法です）

ちなみに、一緒に行った人たちから、立体カメラはやっぱり珍しがられました。
エスペラント語で立体写真についてあれこれ説明しましたが、どうもエスペラント界隈では過去に立体写真を撮っていた人は少なかったようで、以前調べたのですがステレオ写真用語はそんなに辞書にはありません。辛うじて stereo- という接頭辞があったので、それを使って造語しています。例えばステレオカメラは stereofotilo とか…。
なお、2組目の写真（丘の上からの眺め）は、左側のカメラを手で持って少し離し、片手の幅ほどのステレオベースで撮りました。立体視するとちょっと箱庭的な雰囲気です。この「ステレオベース」も、立体写真を撮る身にとっては重要な概念なのですが、エスペラント語で説明するときにはやっぱり自分で stereobazo と造語しました。

夕方になってきて、後楽園を出て岡山城を巡り、城の前で集合写真を撮ってから、岡山駅への帰路につきました。
路面電車を岡山駅前で降りたところで、この半日遠足は解散です。これでエスペラントの人たちとは（次のイベントで会うまで）暫しのお別れ。これで帰路につく人たちを見送って、私は他の数人とホテルに戻りました。

さて、明日は私も、ホテルをチェックアウトして帰路につきます。
（本当は明日、エスペラント大会参加者向けの一日遠足があるのですが、私は参加申込を早めにしなかったため、直ぐに定員一杯になってしまいました）