ニッポン放送の送信所の近くで
昨日組み立てたゲルマニュームラジオを、今日は木更津のニッポン放送送信所の近くまで持って行ってみました。
結論から書くと、この簡単な無電源のラジオでも、イヤホンからしっかりと放送が聞こえました。さすがは出力100kWの送信所、電波は物凄く強いです。
今朝は伊豆諸島方面を台風が通過していたので、風は強かったものの、雨は降っていませんでした。
午後になれば少しは天気が良くなるかと思い、午前中は自宅で書き物などして過ごし、昼前に出発。我が初代プリウスで木更津を目指しました。(今日も、私が最近続けている「週一回の平日ドライブ」です)
途中、東京湾アクアラインを経由して海ほたるに立ち寄って昼食にしましたが、さすがに海の真ん中では風は非常に強く、周辺の海も白波が立っていました。海上の橋の区間は時速40キロ制限。強い横風に吹かれながら橋をやっと渡り終えました。
高速を降りて水田地帯を行くうち、やがてアンテナの姿が大きくなってきました。送信所の正門は閉ざされていましたが「24時間有人施設」の標示がフェンスに数多く並んでいます。
送信所の外周沿いの道を進み、ちょっとした駐車スペースを見つけてクルマを止めると、送信アンテナはすぐ目の前でした。早速、昨日のラジオを出してイヤホンを耳につけて、コイルの巻き数を調整してみたら…音声がしっかりと聞こえてきました。一旦聞こえるようになると、選曲ツマミ(バリコン)を回しても意味は無く、ツマミの位置がどこであっても同様の音量で聞こえます。やはり電波が強烈なのかな…。
中高生の頃によく聴いていたニッポン放送。この送信所が木更津にあることを知ったのは、多分「谷山浩子のオールナイトニッポン」でディレクターが話したためだったと思います。以来、一度は行ってみたいと(少しだけ)思っていましたが、遂に来てしまいました。ここが中高生の頃の思い出の「送信所」だったのか…。そう思いながらゲルマニュームラジオを聴くと少しだけ感慨に浸れます。
しばらくここで過ごした後、ラジオをしまってクルマを再び走らせました。
この送信所、また来てみたいと思います。ゲルマニュームラジオをもっと改良して、もっと大きな音量で聞こえるように工夫してから…。(後で、ゲルマニュームラジオや鉱石ラジオでスピーカーを鳴らす方法を調べたら、色々な人が工夫して挑んでいる様子でした)
数キロ離れたローカルスーパーマーケットに行ってみたら、ここの駐車場ではもうゲルマニュームラジオは聞こえませんでした。
店に入って買い物…真っ先に目に付いたのは新落花生の大きな袋でした。ついつい購入。確かにそろそろ落花生の季節です。他には総菜コーナーで千葉県産豚肉のトンカツ、そしてアジフライを買いました。今日は早めに帰宅して、このトンカツとアジフライで夕食にします。
帰路、送信所から一番近いコンビニ(ファミリーマート)に立ち寄って、帰りの運転中に飲むためのペットボトル茶など購入しました。このファミマの駐車場からは、数百メートル先にアンテナが見えます。ゲルマニュームラジオを出してみたら、ちょっと音量は小さいものの、しっかりとニッポン放送が聞こえてきました。
ファミマを出て、東京湾アクアライン経由で帰ります。帰りがけにも海ほたるに立ち寄りました。風は往路に比べれば少し落ち着いてきたでしょうか。薄日も差してきて、海ほたるから見える夕陽は綺麗でした。
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