長崎チャンポンで昼食、次いで下関へ
ただいま、下関駅のモスバーガーのカウンター席でコーヒーとケーキで休憩しつつ、パソコンを開いております。
今日は昼過ぎに長崎を出て新幹線を乗り継いで下関へ。そして午後3時に下関港国際ターミナルで関釜フェリーの乗船手続きを済ませました。このターミナルにはあまり飲食店の類が無いので、乗船開始まで下関駅に戻って休憩…というわけです。
さて、今日の午前中は長崎観光…でしたが、午後は下関に移動しなければならないので時間の余裕はそれほどありません。その条件下、今回の長崎での観光目標は…長崎チャンポンを食べること、でした。
実は最近、青空文庫で坂口安吾の「安吾の新日本地理」を見つけて読んでいるのですが、その中の「長崎チャンポン――九州の巻――」で、長崎チャンポンに関してなかなか想像を絶することが書かれていまして…。
「陶器製のカナダライに相違ない平鉢の中へ、高句麗の古墳の模型をつくって少女が運んでくる」
「ところがチャンポン屋に回を重ねて通ううちに、長崎の老若男女というものは実に一人のこらず同じような特別の胃袋の持主で、そこに例外は決してないということが、たちまち明白になりましたね」
「長崎のチャンポン屋へ行ってみないと、浦上切支丹の棄教の秘密が分らんということを、拙者のほかの誰が見破ったか」
…誇張はあるとは思いつつ、物凄いボリュームの長崎チャンポンとそれを普通に平らげる人々の様子が伝わってくるようで…。これは自分で長崎に行って食べてみたくなった次第です。
午前10時過ぎ、新地中華街に行ってのんびりと散策してみました。たくさんの中華料理店が、店先のメニューに長崎チャンポンを示しています。
多くの店は11時開店なので、それまでどう過ごそうかな…。そう思いながら歩いているうちに、「江山楼」という店の前に(開店30分前なのに)既に行列が出来始めているのを見かけました。スマホで調べるとなかなかの有名店のようです。普段は「行列のできる店」に並ぶことはあまり無いのですが、今日は並んでみようかと思い立ちました。
並んで気長な気分で過ごすうちに(たまには有名店の行列に加わるのも楽しいものです)、10時50分頃に店のドアが開きました。二階に案内されると客席は結構な大広間で、すぐに着席。そして「特上ちゃんぽん」を注文しました。
30分並んだ甲斐あって、チャンポンが来るのも早かったです。
美味しい長崎チャンポンでした。「陶器製のカナダライに相違ない平鉢」は言い過ぎですが、しっかり満腹になりました。
考えてみれば、安吾がこの旅行記を出したのは75年前。長崎チャンポンは長崎以外では知られていなかった料理だったはず…。その頃の人たちが安吾の旅行記を見てどのような感銘を受けたのか、ちょっと想像しながら、この美味しいチャンポンを食べ終えました。
早く並んで早くチャンポンが出てきたおかげで、11時半頃には昼食が終わりました。
ホテル(今回は東横イン)に戻って預け荷物を受け取り、そして長崎駅へ。予定より一本早い新幹線「かもめ」に乗ることができました。少し慌ただしいけど、さらば長崎。
ゆきみさんの昨日の間借りカフェ「mijocafe」は来月も開催予定なので、来月も長崎に来ると心に決めています。
そして、下関港国際ターミナルに午後2時50分頃に到着し、午後3時の乗船手続き開始に間に合いました。
ゴールデンウィークで混むことを想定して早めに来たのですが、3時では未だ窓口は空いていて、すんなりと乗船手続きが完了しました。ちなみに、今回の旅行で長崎と釜山をセットにした理由のひとつは「韓国はゴールデンウィークではないため」、比較的余裕ある旅行が出来そうだと見たためです。
このブログ記事を書き終えたら、下関港にまた戻って乗船開始を待ちたいと思います。関釜フェリー、学生時代に初めて海外旅行をしたときに乗った思い出の航路です。本当に久しく乗っていませんでしたが、どんな船旅になるでしょうか。
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