大船フラワーセンターの玉縄桜
クルマを走らせるために目的地を考えるというのも妙な話ですが、やはり車検を先週終えたばかりの我が初代プリウス、もう少し頻繁に走らせてみたいです。特に、寒さが続いている今週はバッテリーが少々心配なので、20~40キロ程度は走らせておきたいです。
地図を見て、どこに行くか迷っているうちに、大船のフラワーセンター(現在では命名権が付いて日比谷花壇大船フラワーセンター)に行こうかと考えつきました。
幼少時に大船近辺に住んでいたので、子供の頃にフラワーセンターには何回か来た覚えがあります。しかし、そこまで花好きには育たなかったので、中高生になって以降は入ったことがありません。すぐ横の道路はよくクルマで通りますが、入ろうと思ったことはありませんでした。
この場所も、私にとっては「小さな頃の思い出の地」です。久しぶりに入ってみるのも一興でしょう。
今日は寒い雨天でしたが、昼過ぎになったらほとんど止んできました。それでは…と思って自宅を出て、駐車場から我が初代プリウスを出しました。(実際には、雨は完全には止んでおらず、霧雨のような小雨が夕方近くまで残っていましたが)
クルマの調子は良好でした。途中でガソリンスタンドに立ち寄って満タンにして(これも今日の目的の一つです)、そしてフラワーセンターの駐車場に入りました。
大船のフラワーセンター、私が幼児の頃からある施設です。建物などは古さが否めませんでしたが、入場してみると中は綺麗に整備されていました。植物でぎっしりの植物園ではなく、芝生の広場もあちこちにある公園風の場所です。そういえば、幼少時の思い出も、花はあまり印象に残っておらず、遠足に来て芝生でお昼にしたような記憶です。
今日は寒くて天気も小雨なので、まずは温室に入ってみました。加温はされておらず、中はほんのりと暖かい感じでした。珍しい花や植物を見ながら巡っていると、これらの植物を育てて花を咲かせている人たちの情熱が伝わってくる気がしました。
屋外に出ると、咲いている花は(まだ寒い日々なので)少な目でしたが、今の見頃の花は「玉縄桜」とのことなので、そちらに移動してみました。このフラワーセンターで生まれた早咲きの桜です。
「玉縄桜広場」に並んだ桜の木、まだ三分咲きくらいでしょうか。綺麗な桜ですが、もう少し晴れて暖かくて満開の日の方が良かったかも…。今月の後半にでも、好天の日を狙って、再度来てみたいです。
一通り巡った後で感じたのは、「園芸に魅せられた人たちの情熱」でした。私は園芸には疎い人生を過ごしてしまいましたが、それでも、趣味やライフワークに打ち込む人の気迫というのは分かる気がします。このフラワーセンターは、そんな「花を愛する人たちの熱い気持ち」に包まれた場所…のように思います。今日は寒い小雨の平日で閑散としていましたが、数人の入場者がカメラを持って熱心に園内を巡っていました。
フラワーセンターを出る前に売店に立ち寄りました。ムシトリスミレの小さな鉢植えが並んでいるを見たときは、先ほど温室で見て印象的だったので「自分で育ててみようかな」と少し心が動きましたが、やはり素人の私には難しいかも…。
今日はムシトリスミレを入手するのは思いとどまりましたが、もし次回来ることがあったら、もう一度「挑んでみるか、どうするか」を考えてみたいです。
夕方4時過ぎにフラワーセンターを出て、そして帰路につきました。
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