カテゴリー「微妙に(略)乗り物趣味」の記事

2025.03.11

指宿枕崎線の旅

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鹿児島二泊三日旅行の中日。今日は指宿枕崎線の旅を楽しんできました。
鹿児島から指宿、そして枕崎に向かうJR最南端のローカル線ですが、90キロ程度の路線ではあっても、沿線をしっかり巡るには一日かかります。指宿も枕崎も色々と観光地がありますから…。

朝、ホテルを出て鹿児島中央駅に行ってみると、次の列車は指宿より手前の喜入まででした。ともかく喜入まで乗ってみます。喜入まではSUGOCA区間、交通系ICカードが使えます。
喜入で小休憩したあと、後続の山川行に乗って指宿へ。ただ、その後続の枕崎行きまでは1時間なので、ちょっと街歩きには時間が足りません。駅前をのんびり散歩し、土産物店を覗いただけでした。
そして、いよいよ枕崎行に乗車。ここまで乗ったのは黄色い車体のキハ200でしたが、枕崎行きは白地に青帯の古いキハ47、学生時代の乗り鉄経験を思い出して何だか懐かしくなるような車両です。車内は旅行者の姿もちらほら見かけました。
JR最南端の西大山駅では2分ほど停車し、旅行者が下車して記念写真を撮れるというサービスがありました。私も下車して写真を撮ってみました。ちゃんと西大山のホームに降り立つことができたのは嬉しかったです。(実は、西大山で実際に下車してみようと思っていたのですが、スケジュールを立てるのがどうにも難しい駅でした)

枕崎には午後1時ちょっと前に到着しました。最近新しく整備された、小さいながらも綺麗な駅です。
ここからは徒歩で枕崎の港を目指し、「枕崎お魚センター」に入りました。いわゆる観光客向けの施設ですが、ここで食べた定食、なかなか美味しいものでした。鰹節の取り放題などもあり、ついつい沢山食べてしまいました。やはり枕崎は鰹の街ですね…。

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お魚センターの次は隣の「枕崎市かつお公社」で鰹節などのお土産を購入。そして薩摩酒造明治蔵を見学・試飲・焼酎購入…。なかなか枕崎を満喫できるコースでした。
枕崎滞在3時間、駅に戻って午後4時ちょっと前の列車で枕崎を後にしました。

のんびり走る列車、次々と停まる無人駅、旅行者と高校生を数名ずつ乗せた列車が指宿を目指します。
そして私は指宿で下車。もう夕方で、ちょっと時間の余裕が減ってきたので駅前からタクシーに乗りました。目指したのは砂蒸し会館、指宿名物の砂蒸し温泉です。以前にも来たことがある場所ですが、あれから既に10年以上は経過しています。
砂蒸し会館の隣が砂蒸し会場、温泉で熱くなっている砂浜です。自分の身体の上から温かい砂がかけられる感覚。砂はずっしりと重く、何だか不思議な気持ちになります。10分少々温まって砂から抜け出しました。その後、砂蒸し会館の中に戻って温泉の大浴場で入浴、すっかり温まりました。

指宿での夕食は駅の近くにある郷土料理店「青葉」で、黒豚のスペアリブなど食べながら過ごしました。何とも迫力ある姿のスペアリブ、柔らかくて美味しかったです。その後の締めは「黒豚ちゃんぽん」があったので注文。これも美味しいちゃんぽんでした。

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そんなわけで、指宿枕崎線を使って枕崎と指宿を巡り、美味しい物も食べて土産物もあれこれと買ってきました。なかなか良い旅になった気がします。
指宿から鹿児島への帰路は、指宿午後8時50分発の鹿児島中央行きに乗りました。既に外は夜で、暗い景色がずっと続いていましたが、やがて鹿児島に近付くと街の灯りが増えてきました。

さて、明日は最終日です。ただ、帰りの飛行機は夜便なので、明日も昼間は十分に時間があります。レンタカーを借りて動いてみようかと思っています。

 

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2025.03.04

雪の中のモノレール

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今日は朝から曇天で寒く、夕方から関東地方も雪になるという予報でした。
雪の日、昨日は自宅で籠って過ごしてしまったので、今日はどこかに出かけましょうか……そして「モノレールに乗りたいな」という気分が湧いてきました。雪が降る街並みをモノレールの車窓から見るというのも興味深いです。

久しく乗っていなかったモノレールといえば…多摩モノレールです。
乗ったことがあるのは確かなのですが、多摩動物公園付近で京王線と並走したのが記憶に残っている程度で、いつ乗ったのかは覚えていません。ともあれ、もう一度乗りに行くのは楽しそうです。
まずは横浜から横浜線で橋本、そして京王線に乗り換えて京王多摩センターを目指しました。

多摩センター駅に到着したのは午後3時前で、駅前では雪が舞い始めていました。右側に多摩モノレールの駅が見えます。雪の中を歩いてモノレールの駅へと急ぎ、そしてホームで電車を待ちました。多摩モノレールの車両には、運転席のすぐ後ろにいわゆる「かぶりつき」の座席があります。平日の午後、そして雪が舞う天気、モノレールは空いていて「かぶりつき」席にも直ぐに座れました。
電車は多摩センター駅を発車し、京王線と小田急線の上を越え、大学の名前の駅が続く丘陵地帯を行きます。多摩動物公園駅を出ると京王動物園線と並走。やはり、この区間の記憶だけはきちんと残っていました。
丘陵地を過ぎると立川の中心部へと進み、立川南駅、JR線、立川北駅、その先は大きな建物の続く地区(飛行場跡地)…やはり見ていて飽きません。ただ、雪はだんだんと本降りになってきています。

終点の上北台駅で下車し、駅を出てみました。雪の降る駅前広場ですが、まだ積もってはいません。
ここで熱いコーヒーでも飲んで休憩したくなりました。駅前広場のすぐ北にマクドナルドがあるので入り、少々空腹だったのでビッグマックセットを注文。二階席に上がったら、駅前側の窓際席がちょうど空いたところでした。
雪が降る景色とモノレール駅を眺めながら、ビッグマックを食べ、えだまめコーン(カロリーを抑えるためポテトではなくこちらにしました)をつまみ、そしてコーヒーを飲んでのんびりします。(上の写真は、このマクドナルドの窓辺で撮ったものです)

夕方の空いているマクドナルドで、すっかり腰を落ち着けて雪見コーヒーのひととき。「何だか呑気な人生だなあ」と自分でも思いますが、まあ良いでしょう。
午後5時前に店を出て、傘をさして駅に戻りました。そろそろ雪がそこかしこに積もり始めています。マクドナルドから駅までの短い道のりなのに、駅に着いたときには傘に雪が積もっていました。

立川への帰りのモノレール、運転台のカーテンはもう夕暮れで閉まっていました。もうちょっと早めにマクドナルドを出れば良かったな…そう思いながら運転台後ろの席に座り、横の窓から雪景色を眺めつつ、立川北駅を目指しました。帰りは立川駅から南武線と京急で横浜に戻るつもりです。

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2024.11.23

一人でシーサイドラインでかき小屋に行く

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土曜の午後、さて今日はどこに出かけようかな…と思いつつパソコンを見ていたら、X(Twitter)のトレンドに「#住んでる県で一度も乗ったことない路線」というタグが上がっていました。
ああ、このタグは随分前にも見たなあ…。確か前回見た時は、まだ横浜市営地下鉄のグリーンラインに乗ったことが無かったのを思い出して、それではと思って乗りに行ったものでした。
では今回は……さすがに神奈川県内の路線でまだ乗っていないところは…。
そう考えているうちに思い出しました。新杉田と金沢八景を結ぶ新交通のシーサイドライン、この路線自体はとっくの昔に何回も乗っているのですが、長らく仮駅だった金沢八景が正式駅になってからは行ったことがありません。仮駅の頃は京急の駅から随分と歩いた場所でしたが、現在では京急と隣接しています。そのときの延伸区間(0.2kmとのこと)が未乗になったままです。
よし、乗りに行ってみようか…。そう決めてすぐに出かける支度を始めました。

京急に乗って金沢八景で下車。久しぶりに降りましたが、以前来た時とはすっかり変わって新しい駅舎になっていました。改札口を出ると、すぐ左側にシーサイドラインの駅があり、ちょっと歩くだけで改札を通って真新しいホームです。おお…。
やがて新交通の小さな電車が到着しました。乗車したらすぐに前に行き、運転台横の展望席に座りました(この線は無人運転で、運転席の位置の座席にも乗客が座れます)。
夕日が照らす景色の中、自動で発車して行く電車、その窓から見える景色は見事でした。

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せっかくシーサイドラインに乗ったので、何か沿線の名所に行きたいです。それで思い出したのが、海の公園にて季節限定で開催されている「かき小屋」でした。牡蠣が美味しい季節になってきて、牡蠣小屋で黙々と牡蠣を食べたい気分だったので、ここに行ってみることにしました。海の公園柴口駅で下車して、公園内を少し歩くと、確かに牡蠣小屋の建物が見えてきました。
(牡蠣小屋に一人で行ったらちょっと場違いかな…と少し心配になりましたが、検索してみたら一人で行った記事もあり、それほど場違いではなさそうでした)

この店は、テーブルを確保したらセルフサービスで食材を取りに行って購入するという店でした。殻付きの牡蠣1キログラムのザルを一つ取り、瓶ビール(ハートランド)と一緒に購入。席に戻ると既に炭火がテーブル上に用意されていました。
牡蠣剥きナイフで牡蠣を開いて、そして炭火で焼いて食べるひととき…何とも幸せな気持ちになりました。暮れていく快晴の空。近くでは高架橋の上をシーサイドラインが行きます。のどかな雰囲気の中で、牡蠣が少しずつ焼けていきます。
美味しい牡蠣でしたが、1キログラム買っても大半は殻の重さなので、量的には満腹になるほどではありませんでした。色々並んでいるセルフコーナーの食材を再度見に行きます。牡蠣の後は無性に肉が食べたくなったのでソーセージ(3本1パック)を購入、これも焼いて食べると美味しかったです。

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腹はすっかり一杯になり、空はすっかり暗くなり…。そろそろ帰りますか…。
帰りは八景島駅からシーサイドラインで金沢八景に戻り、その後は京急に乗って逗子・葉山へ。そしてJR逗子駅に歩いて移動して、横須賀線で帰路につきました。

ともあれ、「#住んでる県で一度も乗ったことない路線」タグ、このおかげで今日は急遽、牡蠣を沢山食べることができました。

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2024.10.14

祐天寺で久しぶりの超特急カレー

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連休最終日。今日は都内に出かけることにしました。まず最初に向かったのは祐天寺。鉄道カレー屋として有名な「ナイアガラ」です。
実は先日、ナイアガラの公式Twitterで「超特急カレー臨時運転」という情報が流れてきました。10月12〜14日限定運転、つまりこの三連休限定です。
超特急カレー。この店は鉄道の店らしく、辛さは鈍行・急行・特急の三段階、そこに昔は激辛の「超特急」が存在していました。…いや、しばらくナイアガラに行っていなかったので、私は超特急の廃止に気付いていませんでした(汗)。そこにやってきたリバイバル運転のお知らせ。これは行って食べてみたいです。
実際のところ、私が超特急カレーを食べたのは高校生の頃だったかな…。若かった当時は激辛カレーも比較的平気だったものです。

午前11時の開店時間に合わせて祐天寺に行ってみたら、「ナイアガラ」の前には既にちょっと長い列ができていました。ううむ、もう少し早く来れば良かった…。今日は連休最終日ですし、しかも「鉄道の日」です。
それでも並んで待ち、正午頃にカウンター席に座ることができました。この店の名物「列車が運んでくるカレー」はテーブル席でないと体験できませんが、それはまた後日来て楽しみましょう…。
食券式なので自動券売機で食券、いや乗車券を買います。超特急カレーは「臨時列車」の乗車券になっていました。

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超特急カレー、確かに激辛のカレーでしたが、食べるのが無理なほどではありませんでした。それでも、一口また一口と食べるうちに汗だくになります。急がずゆっくりと、休み休み食べました。激辛カレーですが、辛さ以外の味もしっかりしていて、美味しかったです。
テーブル席の方では、模型列車で運ばれてくるカレーを見て子供たちが歓声を上げていました。確かに、レールの上を運ばれるカレー、傍目で見ていても楽しいです。

無事に超特急カレーを食べ終わり、ほっと一息ついたところで、記念の硬券入場券を受け取って店を出ました。
カメラ持参で行ったので、本当は模型列車の写真ももっと撮りたかったのですが、あまり撮れずに終わりました。また近いうちに、空いている日を選んで行ってみたいと思います。

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2024.10.03

レンタカーで仁川から全州へ

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今年の日韓共同エスペラント大会は韓国の全州にて開催されます。今回の旅行は主目的がエスペラント大会なので、飛行機で仁川国際空港に到着したら、何らかの手段で仁川から全州まで移動しなければなりません。
そこで今回は……仁川国際空港でレンタカーを借りて全州まで運転してみることにしました。なぜクルマで…という理由は、もう単に「韓国をクルマで運転したいから」です。このために先月は国際免許も取得しました。

昨夜はエチオピア航空で深夜に仁川到着、そして仁川のホテルに一泊しました。今朝は少し遅めに目覚め、そして9時過ぎに空港ターミナルにあるレンタカー事務所に行きました。
クルマ自体は既に予約済みです。カウンターで手続きを終えたらクルマのキーを受け取り、あとは自分で地下駐車場のクルマの所に行って、乗り込んで出発するだけです。今日のクルマはヒョンデのアバンテ、「小型車です」との説明がありましたが、実際に乗ってみるとむしろ大きいくらいでした。
右側通行のクルマを運転するのは数年前のグアム旅行以来です。クルマをおそるおそる動かし始めましたが、地下駐車場から外に出た段階では既に概ね慣れてきました。

そして、このレンタカーで仁川から全州まで高速道路を飛ばしました。
初めての韓国の高速道路、最後は疲れ切ってしまいましたが、なかなか変化に富んで面白い高速道路網でした。

韓国のサービスエリアも、日本のサービスエリアと良く似た雰囲気です。サービスエリアで良く売られているという軽食「ソトクソトク」、途中のサービスエリアで買ってみましたが、やはりこれは、B級グルメの味、そして運転に疲れたときに食べるのが美味しい品物でした。

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ともあれ無事に、クルマで全州まで到着しました。なかなか得難い体験になったと思います。

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2024.06.23

宇都宮2日目

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今回の土日宇都宮一泊旅行、宿泊先は宇都宮駅前の東横インでした。
朝食(宇都宮らしく水餃子スープがありました)を終えて、さて今日はどこに行きましょうか…。今回の宇都宮旅行でやりたいことを挙げてみると

・栃木県の地元スーパー「かましん」で買い物
・コインランドリーに立ち寄って洗濯
・宇都宮ライトレール乗車
・できれば昼に餃子をもう一皿
・帰りがけに古河のパキスタン料理の店(Twitter上で知り合いになった)に立ち寄ってビリヤニで昼食

その結果、東横インをチェックアウトしたのは朝8時半くらいでした。
まずはクルマで出発して東へと向かい、鬼怒川の向こう側にある「ゆいの杜」を目指しました。ここには「かましん」の大きな店(本店?)があり、その道向かいにコインランドリーがあります。まずはコインランドリーにクルマを停めて、家から持ってきた沢山の衣類を洗濯機に入れて洗濯開始。そして向かい側の「かましん」にクルマを移動させて駐車し、買い物に取り掛かりました。
宇都宮焼きそばの茹で麺など、地元らしい商品もあれこれ購入。そして「かましん」を出てコインランドリーに戻ったら、間もなく洗濯と乾燥が終わる頃でした。

洗濯と買い物を終えた後は、宇都宮ライトレールに乗ってみたいです。
既に去年の開業直後に全線乗っているので、今回は全線乗車にはこだわりません。駐車場付きの(パークアンドライド対応の)電停から電車に乗って宇都宮駅前まで往復しましょう。Googleマップで調べたら、「飛山城跡」に大きな駐車場があります。ゆいの杜から飛山城跡まで数分ほどクルマを走らせ、飛山城跡の電停前の駐車場に駐車して、そして宇都宮駅東口行きのライトレールに乗車しました。
開業直後の賑わいは既に収まりましたが、車内にはそれなりに乗客が多かったです。大きな窓から見える景色も結構良かったです。

宇都宮駅東口に到着したら、すぐ隣にある「宮みらい」に入って宇都宮みんみんの餃子を食べてみました。餃子1皿とノンアルコールビールの組み合わせです。(午後、古河で昼食予定のため)
そして、その後は電車に乗って引き返し、飛山城跡を目指し、クルマに乗り込んで帰路につく…という予定です。

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ただ、昨日乗ったLUUPのキックボード、何だかもう一度乗りたくなりました。特に、宇都宮の東口から伸びる電車通りをLUUPで走るのは心地良さそうです。
みんみんの餃子を食べた後、近くのLUUPポートでキックボードを借りて走らせはじめました。LUUPポートがある一番東側の駅は「宇都宮大学陽東キャンパス」。ここで返却することにしました。
真っ直ぐの広い道をLUUPで走り、時折ライトレール電車とすれ違う…。なかなか楽しいキックボードです。たちまち宇都宮大学が近付いてきました。

LUUP返却後、ライトレールで飛山城跡へ。そして駐車場にある自分のクルマに戻りました。
そろそろ宇都宮を後にする頃です。さらば宇都宮、また来たいです。
新4号国道をひた走り、そして帰りがけには古河で新4号を外れて、「ドゥニヤ」に立ち寄ってビリヤニを存分に味わいました。

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2024.06.05

乗り物趣味者が喜ぶとき

先日Twitterの方に書いたのですが、乗り物趣味者(鉄道趣味や自動車趣味などに留まらず、乗り物なら何でも好きな人)が喜びを感じる場面として

「ある場所に行くのに、この乗り物は普通選ばないだろうというものを選んで、それが実はドンピシャで便利だったとき」

が有るんじゃないかと思います。
実際の例を挙げるとしたら…ううむ…。例えば、昨今の東京でよく見かける電動キックボードの「LUUP」、何だか玩具みたいな印象を持つ人が多いような気がしますが、実際に使ってみると意外な場面で極めて便利だったりします。
初めて私がLUUPを使ったのは、文京区音羽の鳩山会館から早稲田駅前のエスペラント会館に移動したときでしたが、この二点間は直線距離では近いのに、地下鉄でもバスでも何かと遠回りです。どうしようかと思いながら鳩山会館を出たときに、すぐ門の横にあったのがLUUPでした。そして使ってみたら便利さを実感したというわけです。

都区内だと、都バスも時々「こんなところにバス路線があったの??」と驚かされます。鳩山会館に行ったときも、横浜から行く経路をGoogleマップで検索したら、御徒町駅前から都バスに乗るという方法を示されて感心したものです。確かに、御徒町と音羽を直結するように都バスの路線があります。
遠くに行く場合は、例えばただいま韓国旅行の計画を立てているところですが(10月に日韓共催エスペラント大会があります)、私の場合、往路は成田から仁川までエチオピア航空を使い、帰りは釜山から対馬への船に乗って対馬での島旅を楽しもうと考えているところです。
(エチオピア航空の成田~アジスアベバ便は途中で仁川を経由して、成田~仁川だけの利用も可能です。また、最近は釜山と対馬が高速船で1時間少々で結ばれ、釜山から手軽に行ける海外旅行として韓国の人たちに親しまれています)

どんな乗り物に対しても先入観を持たず、乗り物だったら何でも好きになって、そして色々な乗り物に対しての知識を持つ…。それが、「普通は選ばないけど実はとても便利」な乗り物を見つけるコツなのかな…と思います。

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2024.06.04

1986年3月・宗谷岬への鉄道旅行記(全文)

おとといの実家帰り&部屋整理のとき、押し入れで見つけた北海道旅行記。その後スマホのOCRアプリに課金して、一通りの文字起こしを終えました。

改めて読んでみると、やはり当時の自分の文章、硬いところがあって少々恥ずかしいものです。
それでも、当時の鉄道旅行の雰囲気が、読者の皆様にも多少は伝わるかも知れません。やはりネット上に公開してみることにしました。

ちなみに、銀山駅のところには、次の図が描かれていました。

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ディーゼル機関車を先頭に8両編成の列車が下りホームに停車。しかしこの駅には跨線橋も地下道も無く、下りホームから駅舎に行くには線路を渡らなければなりません。
ホームからはみ出して停車し、立ちはだかる列車。しかし、この列車は旧型客車で手動ドアでした。回送車両の客車のデッキを通って、反対側のドアから線路に降りて横断、そして無事に駅舎に辿り着いた…というわけです。
現在の常識では考えられないことですが、当時は普通の…いや、当時でもかなり驚きの扱いだったような気がします。

それでは、旅行記の本文は、この記事の「追記」欄に載せてみたいと思います。(「続きを読む」のリンクをクリックすると読めます)

続きを読む "1986年3月・宗谷岬への鉄道旅行記(全文)"

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2024.06.02

1986年春の鉄道旅行記が出てきた

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実家に帰って過ごした週末。今朝は実家の(元)自分の部屋で目が覚めました。実家ではやっぱり、「実家の布団だからこそ取れる疲れ」と「実家の布団だからこそ溜まる疲れ」の両方が存在するような気がします。ともあれ、それなりに身体をリフレッシュできました。
週末の実家帰りの目的は、自分の部屋の整理と掃除です。今日は古紙の分別と袋詰めを重点的に行うことにしました。押し入れの中には、まだ整理できていない古い段ボール箱が3つほど残っています。

段ボール箱を1つ開けてみたら、中には大学時代のプリントやレポート類がぎっしり詰まっていました。懐かしい思い出ではありますが、数十年前のものですし、さすがに保存しておくようなものではありません。内容をチェックしながら古紙回収袋に入れていきます。
しかし、そんなプリントやレポートに混ざって、授業と関係のないノートが何冊か見つかりました。高校時代や大学時代の鉄道旅行の記録です。おお、これは捨てるわけにはいきません。
特に、表紙が無くなっている薄手のノートは、3月に鉄道で稚内まで旅行したときの記録でした。日付と曜日は書いてありますが年が書いてありません。この旅行は1986年頃だった筈…調べてみたら、3月20日が木曜日なのは確かに1986年でした。高校を卒業して大学に入る直前の春休み、まだJRになる以前の国鉄時代で、青森から函館には青函連絡船で渡ったものです。
写真は残っていませんでしたが、同じ段ボール箱から駅弁の包み紙が出てきました。

それにしても、このノートの文字、今の自分の字に似ているけれども今よりずっと読みやすいです。「もしかして友人からの預かり物?」と一瞬思ってしまうほどでしたが、中身を読んでみたら確かに自分の旅行でした。
旅行中に書いたわけではなく、どこかの同人誌(コピー誌)に寄港するために清書したノートのようです。それでも、今より上手な字を見ると「やはりパソコンやワープロの使い過ぎで文字の手書きが減って、字が下手になってしまったかな…」という気がします(苦笑)。

さて、これはどうしましょうか…。
何だかパソコンで文字起こしして、ネットに公開してみたい気はします…。今時の文字起こしアプリは優秀ですし、そんなに手間ではないでしょう。80年代の鉄道旅行の雰囲気が伝わるかも知れません。
とりあえず今夜は、各章の表題(各列車の情報)をリストに書き出してみることにしますか…。出発駅は当時住んでいた家の最寄り駅、大船駅です。大垣夜行(後のムーンライトながら)の上りが停車する駅(午前3時51分に発車)なので、北に向かう旅行では重宝したものです。

  1. 普通340M 大船3:51→東京4:39
  2. 京浜東北線 東京→上野
  3. 普通421M 上野5:06→平8:36 (現在のいわき駅)
  4. 普通235M 平9:00→仙台12:15
  5. 普通1427M 仙台12:23→利府12:39 (一ノ関行きの発車まで時間があったので利府に立ち寄ってみた)
  6. 普通1430M 利府12:53→岩切13:00
  7. 普通533M 岩切13:12→一ノ関14:43
  8. 普通1539列車 一ノ関14:52→盛岡16:31 (50系客車)
  9. 普通539列車 盛岡16:42→青森20:49 (12系客車)
  10. 青函連絡船1便 青森0:30→函館4:25 (八甲田丸)
  11. 特急「北斗1号」 函館4:50→森5:29 (次の43列車が森始発だったので特急で繋いだ)
  12. 普通43列車 森6:36→札幌13:11 (旧型客車による長距離鈍行)
  13. 札幌市電と地下鉄の乗りつぶし(札幌→大通→すすきの→真駒内→麻生→大通→琴似→新さっぽろ)
  14. 普通767M 新札幌18:09→札幌18:23
  15. 急行「利尻」札幌21:20→稚内6:00 (寝台車利用)
  16. 普通742D 稚内7:57→声問8:12 (宗谷岬行きのバス代節約のため、声問まで列車で移動)
  17. 宗谷バス 声問駅前→宗谷岬

いやはや、旅程をリストにしてみると、我ながら凄い旅行をしたものです。
当時の北海道での乗り鉄の定番「北海道ワイド周遊券」を使ったと書かれています。これは北海道内は特急自由席も乗り放題ですが、北海道までの往復は特急料金別払いなので、青森まではとにかく普通列車で行ってみた…と記憶しています。
(既に青春18きっぷはありましたが、このときは使いませんでした)
旅行記ノートは宗谷岬到着までで終わっていて、それ以降の記録は残っていません(押し入れからまだ見つけていないだけかも)。ただ、稚内に戻った後は天北線急行「天北」で名寄まで行って、名寄本線で網走に抜けたような覚えが微かにあります。

…こうして書いていると、少しずつ記憶が蘇ってきました。常磐線の普通列車、横風の強い日で風の音が強かったな…。駅弁では一ノ関駅弁の「かにめし」は覚えてないけど、八戸駅弁「小唄寿司」は少し記憶に残っています。そして青函連絡船の広々とした待合室、既に連絡船の乗客も少なくなっていた時代でした。
森駅から札幌駅までの旧型客車列車、あれは今思うと貴重な体験だったとおもいます。出来ればもう一度乗りたいな…。

ともあれ、これからOCRアプリを探して、本文の文字起こしを試してみたいと思います。

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2024.05.12

ヒョンデのEV「KONA」に試乗

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(ヒョンデ・コナと、わが愛車の初代プリウスを一緒に撮ってみました)

今日は北新横浜のヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンターに行って、ヒョンデのEV「KONA」に試乗してきました。
最初に印象を一言で書くなら「なかなか快適な最新型のクルマに試乗できて、担当者さんも親切でとても良い体験」でした。

なぜ突然ヒョンデのEVに試乗しに行ったかというと…
数日前、ある知り合いから「ヒョンデのKONAに試乗してほしい」と依頼されました。実はその知り合いは韓国の俳優チェ・ジョンヒョプのファンで、KONAに試乗するとグッズがもらえるというキャンペーンが始まったため…というのが理由です。
試乗って、どこに行けば出来るのかな…と調べてみたら、ヒョンデの店は北新横浜にあるとのこと。それならクルマで実家帰りして自宅に戻る途中で立ち寄れます。この土日の実家帰りに合わせて、今日の夕方に試乗予約を入れてみました。

我が初代プリウスで新横浜を目指し、そしてヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンターに到着すると、店員さんが駐車スペースに丁寧に誘導してくれました。
新しく出来たばかりという感じの、立派なショールーム+整備場です。免許証を示して試乗手続きは完了、早速、外に停めてあるKONAに案内されました。

何しろ25年間も同じ愛車に乗り続けている身ですから、今時の新車というのはもう物凄い未来装備の塊に見えます。
ボタンスイッチでシステム起動(かっこいい効果音が流れます…凄い…)。EVですから起動してもエンジン音などありません(凄い…)。シフトレバーはハンドル右側の銀色のスイッチ、これを動かせば自動でパーキングブレーキが解除されてドライブモードに入ります(凄い…)。そんなこんな、未体験の「凄い」仕掛けばかりでした。
音も無く滑るように動き出す電気自動車、しかし出発して少し走らせれば、すぐに慣れてきました。なかなか乗り心地が良く、動かすのも素直で、いいクルマだなというのが第一印象でした。もっとも、私はあまり大きなクルマが好きではないので、KONAはちょっと大きすぎるかな…とは感じました。

運転しながら担当者さんと色々会話。
試乗のきっかけについて質問されたので、素直に「チェ・ジョンヒョプのファンから頼まれた」と答えたら、そういう人も結構多いとのことでした。もちろん大歓迎ですと言われたので、ほっとしました。
今日の担当者さんは、それほど積極的に購入を勧めてくることはありませんでした。実は正直なところ「車の試乗なんて、一度乗ったらしつこく購入を勧められてしまう」という印象を持っていたのですが、このヒョンデの店ではそんな雰囲気はなく、むしろこちらが「そんな商売っ気が無くていいの?」と心配になるくらいでした。
ヒョンデは他社に比べて、日本では認知度がとても低いので、まずは知ってもらうところから始めているとのこと。それならば、購入をあまり勧めてこないのも納得です。それよりも、試乗の場で好印象を持ってもらい、SNSなどで紹介してもらうのを狙うのが、宣伝上のコツということになるのでしょう。(それ故、私もこうして今日のブログ記事に書いているわけです)

北新横浜から新羽にかけての道路を一回りして、そして元のヒョンデの店に戻りました。走り心地も装備も、あれこれが何とも楽しい、ちょっと夢のような気分でした。
試乗後、店の2階にあるラウンジでコーヒーとクッキーをいただきました。窓からショールームや整備場の様子を見降ろして観察できるという、楽しい場所です。コーヒーは3種類くらいの中から選ぶことができるので、ついつい「KONA」(コーヒーの銘柄の方)を選んでしまいました。

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グッズも無事に手に入り、コーヒーも美味しくて、そしてゆったりと休憩することができました。
コーヒーを飲み終わって、しばらくショールームのクルマを眺めたあと、店を出て帰路につくことにしました。ヒョンデのEV、私にとってはなかなかの好印象でした。

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