納戸＠blog

昨日の「川崎・鶴見めぐり」で一緒だったひろさん、私のブログをいつも読んでくださっているとのことで…。
そこで昨日は、先日の私の磐越旅行について、記事の感想をきいてみました。…箱根湯本から新藤原までの「パスネット最長旅行」が、どうも一番印象的だったようです。

そこで今日は、「試しにやってみたい」という方むけに、この旅のコツをまとめてみたいと思います。

東武東上線の急行池袋行き。座席でウトウトしていたら、電車の停車で目が覚めました。
どの辺かなと思ったら、周囲の客がみんな降りていきます。あ、もう池袋に着いちゃったんだ…。時刻は午後1時前でした。

今回の「磐越めぐり旅行」も、これでとうとうお開きです。

それでも、すぐには帰宅せず、夕方まで池袋で休日の街歩きで過ごします。

Keiさんと一緒にかなり深酒してしまった、その翌朝。
二日酔いというほどではありませんが、何だか体力が切れてぼんやりした状態でした。ともあれ、Keiさんと一緒に深谷駅前まで行き、モスバーガーに入って朝食です。

朝食を終えて店を出たのは午前10時。駅前のバス乗り場をふと見ると、何か見慣れないバスが発車待ちをしていました。
深谷＝花園＝寄居間の、武蔵観光の「代替バス」。…何の代替バスだかは知りませんが、ともかく、路線バス用の車体にもかかわらず「貸切」という文字が付いていました。ううむ、謎のバスです。
バス停のポールを見ると、一日5本しかない路線でした。目の前のバスの発車時刻は10時10分、あと数分で発車です。こんな閑散路線というのに、車内では十数人の乗客が、発車時刻を待っていました。

「ふぁんしーどかふぇ」にて、無謀にもジャンボパフェ（通常の三倍）に挑戦してしまいました。無事に全部食べたものの、血糖値急上昇でぼんやり…。
午後の日差しが店の中に差し込み、眠たい雰囲気になってきて…ぼんやりとしているだけで気持ちいいひとときでしたが、それでも午後2時過ぎには引き上げることにしました。
新潟駅で土産物をいくつか買い、新幹線の特急券は高崎まで買って、そして「Maxとき」の自由席に乗り込みました。

車内では大部分の間、眠っていたような気がします。春の日差しの中で居眠り…というわけです。

高崎で乗換え通路に下りると、次の高崎線上りは湘南新宿ラインの国府津行きでした。
この電車にこのまま乗っていれば、今夜には帰宅できますが…。それもつまらないので、また友人Kei氏をたずねて深谷で降りることにしました。

なにしろ、昨日今日と買った土産の酒、一人で飲むには多すぎ、職場で配るには少なすぎ…という量なので、Keiさんと二人で飲んだくれるのが一番適しているかと…。(^_^;)

寺尾中央公園から新潟市内へは、JRではなくバスで戻ることにしました。つぎの目的地は中心部の古町なので…。
バスの本数は結構豊富で、乗ってみると乗客も多くて賑わっていました。私は座席に座り、暖かい日差しでウトウト…やがて古町到着です。

で、古町のメイド喫茶「ふぁんしーどかふぇ」で一休みして昼食です。
連休特別メニューの「林さん」。多分ハヤシライスかなと思ったら、エビピラフのオムライスのハヤシかけでした。ボリュームが丁度良く、満足しましたです。

で、例によってノートPCを取り出してブログ書きを始めましたが…。
こらこら、横からEnterキーを押すんじゃない(^_^;)＞この店のマスコットのフェレット「ぞう・きん」

（店長に許可をいただいて撮影しました）

越後石山駅から新潟駅に戻り、越後線の電車で寺尾駅へ。
かつての「新潟遊園」、現在の寺尾中央公園は、寺尾駅から歩いて数分のところにありました。

かつて写真で見た「新潟遊園」の面影はありません。広さや設備や雰囲気的には、何ということもない普通の公園ではあります。
でも、今日はチューリップの花壇が見事に満開になっていました。
雨上がりで薄日がさしている天気のもと、赤・白・黄色・ピンク、あざやかな花が同心円状に並んでいます。
言い方は悪いですが、「原色のミステリーサークル」といった感じです。（いや、ミステリーでも何でもないけど）

桜の木も並んでいますが、何本かの八重桜だけが花をつけていました。
その傍らのチューリップの花びらに、桜の花びらが付いていたり…。

ちなみに、公園がある丘の北側には、新しい住宅街が広がり、その先には日本海が広がっています。
公園から見ると、住宅街から境目がほとんど無く、いきなり海になっているようで…なんだか妙に印象に残る風景でした。

連休中、一般的には宿は取りにくいものですが、地方都市のホテルはそうでもなく、むしろ空いています。…というのが、私の鉄道旅行経験からの認識ではありました。そこで、昨夜の新潟にも、宿の予約無しで到着したのですが…。
まさか、新潟駅前の東横インなどという、結構人気が有りそうなホテルが空いているとは思いませんでした。
最近成長中の安くて評判が良いホテルチェーン。なかなか快適だったです。

さて、今朝の最初の目的地は、新潟駅の隣駅、越後石山駅です。

なぜ、この駅かというと…。
駅名標に書かれている両隣の駅は、それぞれ「にいがた」「かめだ」です。これを右から読むと「駄目か互いに」となるという…（汗）。

このネタ、ずいぶん以前に鉄道雑学の本で読んだことがあります。それ故、機会があれば一度は行って、駅名標を写真に撮りたいと思っていたものです。
行ってみると、駅そのものは新潟近郊の住宅地にある、のどかな小さな駅でした。

ちなみに、もう二つ先の荻川駅では、両隣が「かめだ」「にいつ」なので、右から読むと「ついに駄目か」…になっていたのですが、新駅が出来て、こちらのネタは消滅してしまいました。残念。

喜多方から乗った「SLばんえつ物語」号は、磐越西線の線路を阿賀野川沿いに進んできましたが、夕暮れになって山地から平地へと抜け出し、ようやく新津に到着しました。
新津で降りてしまう人が結構多いな…。ボックスシートで私と相席だった家族連れも、新津で降りていってしまいました。

で、感想をひとことで書いてみると…

「観光列車としてのサービスが熟してきてるなぁ…」

やはり、SL列車たるもの、SLに客車を引かせて客を乗せるというだけでは、すぐに人気が途絶えてしまうのでしょう。
この「ばんえつ物語」が6年も続いてきたのは、車内での乗務員の接客、そしてアトラクションが、ちゃんと経験をもとに育てられてきたから…なんじゃないかという気がします。

…駄洒落タイトルですみません。というわけで、12時半に喜多方に到着しました。

喜多方に来るのは2年ぶりです。まずは喜多方ラーメンの元祖の店（らしい）「源来軒」にてラーメンと餃子の昼食にしました。…ここはラーメンよりも餃子の方が印象に残る店です。かなり大きくて肉たっぷりの餃子、やたらと満足感が高かったです。

で、街中を散歩して、喫茶店で一息ついているところです。
今日の喜多方は暑くて、歩いているとバテてくるような陽気でしたが、この喫茶店（蔵の中にある）は涼しいです。…エアコンが動作してる様子は無いのですが、それでもひんやりしています。

新潟行きの「SLばんえつ物語」の発車まであと二時間弱。この町で、のんびりと過ごそうかと思っています。
そうだ、近くに見学できる酒蔵があったなぁ…試飲できるかも。

さきほど通った湯野上温泉駅の風景は、なかなか見事でした。
構内の桜は満開、対向列車は派手派手な野口英世仕様。
そして、ホームには沢山の行楽客と…何人もの鉄道写真ファン(>_<)

さすがに、これだけ被写体としてよく出来ていると…私も撮る側にまわりたかったです。(苦笑)